| 群馬・太田から(平成14年度) | ||||||||||||||||||
| 群馬弁護士会 |
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T 地域の状況 群馬県は,上毛カルタで「鶴舞う形」と形容されるように鶴が翼を広げたような形をしています。群馬県を大きく分けると本庁所在地である中毛地域,高崎支部のある西毛地域,沼田支部のある北毛地域,太田・桐生支部のある東毛地域ということになります。 管内人口は,前橋本庁約76万人,高崎支部約58万人,沼田支部約10万人,太田支部約40万人,桐生支部約18万人(平成12年10月1日国勢調査による)です。 私が,所属しているりょうもう法律事務所は群馬県太田市にあります(※平成16年追記:私は,平成16年4月に太田市で独立開業しています。本文は,イソ弁時代に書かれたものです。)。太田支部及び桐生支部の東毛地域の事件が多いのは当たり前ですが,前橋・高崎の他に足利支部や熊谷支部の事件も多く,主な活動範囲としては太田・桐生・足利・熊谷ということになると思います。 これらの移動は主として車によります。太田を起点として前橋まで約1時間10分,高崎まで1時間20分(北関東自動車道の開設によりアクセスが容易になりました),桐生支部まで約30分といったところでしょうか(これより速く移動される先生もいるでしょうが)。また,東京地裁には,東武伊勢崎線の急行を利用すれば太田駅から2時間弱で霞ヶ関駅に着きます。 群馬弁護士会所属の弁護士は,平成14年1月時点で127人です。太田支部管内の弁護士は私を含めて10人(太田市9人,館林市1人)です。司法修習の期としては,30期代前半が大半で34期以降は47期,52期です。 裁判所は,常駐の裁判官が3名(簡裁含む)いる他に,本庁から2名が週1日ずつ派遣されています。 検察庁は,正検事1名副検事5名です(桐生支部と兼任の者を含む)。 U 業務の内容 イソ弁として3年目が過ぎようとしていますが,私の現在の業務の状況は次のとおりです。最近では事務所から仕事を回されるというケースはあまりなく,裁判所・弁護士会からの事件や,昔の依頼者などからの紹介の仕事が主になりました。かなり自由に仕事をさせて頂いている状態にあります。 民事事件では,倒産事件がやはり多いです。かつての破産依頼者が別の破産相談者を紹介してくることも割とあります。最近では,ヤミ金関係の被害者が多いように見られます。 次に多いのは交通事故事件です。加害者側の代理人となることが多く,1年目から被害者との示談交渉を担当させてもらっています(東京では新人は交渉案件を担当しないところもあるそうです)。 その他は,一般民事と家事事件です。比較的に経済的規模が小さいものが多く,知的財産・渉外系の事件は皆無です。 また,太田支部は刑事事件,特に国選事件が多いのが特色と言えます。1,2年目の刑事事件数は私選も含めて50件ほどでしたが,平成14年度は12月時点で55件受けており60件突破が見込まれています。これは私が若手だから特別に多い,というわけでないようです。 当番弁護士は,かつては1日1人の弁護士が県全域を回っていたのですが移動による負担があまりに大きいことから地区別担当制に移行しました。これにより移動範囲が限定され,また,担当地区の出動依頼がない日もあるので当番弁護士の負担は軽くなりました。 管財事件は,1年目から常置代理人に選任されました。管財事件は現在3件(常置代理人を含む)を担当しています。最近では,個人再生委員の仕事も来るようになりました。 この他に,弁護士会主催の法律相談と市町村の法律相談にも出ています。 これらの仕事は,1年目から余り変わっていません。 V 弁護士会関係のこと 弁護士会の各種委員会ですが,会員数が少ないため各弁護士が約4つの委員会に所属しています。私も同様の数の委員会に所属しています。 今年は常議員となりました(太田支部管内から毎年1人選出されています)。 また,会務ではありませんが野球とゴルフが盛んです。野球は弁護士会野球部がありますし,ゴルフは法曹コンペをはじめとして各種コンペが頻繁に開かれています。 また,年に1回弁護士会旅行が行われています。 W 就職を決めた理由 私が現在の事務所に就職したのは次の理由です。
X 生活のこと 私は現在太田市で妻と2人で暮らしています。自宅から車で私の実家へ15分,事務所へは10分です。事務所と近いので昼休みに自宅に戻り食事することも多く,のんびりとした生活と言えるかも知れません。 私の趣味の一つに音楽鑑賞があるのですが意外と群馬でも演奏会が開かれています。これまでに,プラハ放送交響楽団,ベルリン交響楽団,群馬交響楽団などを聴いています。この他に,東京のコンサートにも行っていますので群馬に戻ってからも演奏会に行く回数はほとんど減っていません。 私は,群馬は仕事と生活の場所,東京はお金を消費する場所と位置付けていますが,同じ様な考え方の先生も結構いるようです。 群馬に来て困ったことは運動不足です。移動のほとんどは車ですので東京にいたときよりも歩かなくなりました。弁護士会の野球部には1回練習に出ただけで限界を感じ幽霊部員状態にあります(現在,ボス弁が監督をしており申し訳なく思ってはいます)。現在,やっていると言えるのはゴルフくらいでしょうか。群馬はゴルフ場へのアクセスに恵まれており愛好者が多いです。私は修習生時代に筋が良いと言われましたが,その後ほとんど上達せず未だに100をきれないままです。最近はスコアよりも運動不足解消のために続けています。 Y おわりに 以上,思いつくまま書いてきました。 弁護士人口の大幅な増加が既定のものになった今,ますます地方会への登録を検討される方が増えてくるものと思います。 各人の仕事や生活のスタイルにもよるのでしょうが,地方での生活には都会とはひと味違う魅力があると思います。私は,積極的に地方を選択することもいいのではないかと思います。 |