2016年08月12日
日時 平成28年9月9日(金)午前10時~午後1時
場所 藤原総合文化会館(栃木県日光市)
予約不要,参加費無料
子どもの権利条約は,最善の利益原則のもと,権利主体性及び成長発達権を中心とした子どもの権利を保障しています。また,患者の権利として,インフォームド・コンセント原則に代表される自己決定権が保障されると言われています。
では,子どもであり,患者でもある「医療を受ける子ども」の権利は守られているでしょうか。シンポジウムでは,これまで主に当事者や小児医療関係者によって提起されてきたこれらの問題を,基本的人権の擁護を使命とする弁護士として考えたいと思います。
講演 「自分も相手を大切するかかわりに必要なこと ~涙も笑いも力になる~」
副島 賢和氏(昭和大学大学院保健医療学研究科 准教授)
報告 1 病気の子どもの教育と保育
助言者 中村崇江氏(自治医科大学とちぎ子ども医療センター主任保育士)
2 療養環境と子どもの権利
3 プレパレーションとは
パネルディスカッション
子どもへの説明や子ども本人による同意など,子ども自身が参加する医療を実現するうえでの問題点や課題について議論します。
パネリスト 黒澤 秀光氏(獨協医科大学医学部小児科 教授)
桑原 和代氏(静岡県立こども病院 nenn認定チャイルド・ライフ・スペシャリスト)
横野 恵氏(早稲田大学社会科学総合学術院 准教授)
主催 関東弁護士会連合会・栃木県弁護士会
お問い合わせ先 関東弁護士会連合会 TEL 03-3581-3838
※ 詳細は以下のチラシをご参照ください。