関東弁護士会連合会は、関東甲信越の各県と静岡県にある13の弁護士会によって構成されている連合体です。

関東弁護士会連合会ブログ「調子に乗って勘弁れん」関東弁護士会連合会ブログ「調子に乗って勘弁れん」

りじちょーの勘弁してね日記(番外編の2/3)

(夏休み旅行記、第2弾!)

理事長 若林 茂雄(第一東京弁護士会)

          

8月4日朝、曇り空の下、月山を目指して月山志津温泉、変若水(おちみず)の里つたやを出発。

前日に月山八合目、弥陀ヶ原散策ができなかったこともあり、今日は月山ペアリフトで月山へのアクセスを試みる。ところが、リフト駅に向かって坂道を登るにつれて雲が厚くなり、リフト下駅(標高1,250m)手前の姥沢駐車場に着いたときには濃霧の中。視界は5mもなく風も冷たい。これではリフトで上に行っても全くダメ。今回は月山に縁がありませんでした。

    

それでは湯殿山へ。江戸時代に「西の伊勢参り」と並んで「東の奥参り」と言われた出羽三山奥宮の湯殿山神社本宮参り。

5分前に登ってきた坂を下り、湯殿山有料道路を目指して進むうち、雲が薄くなり時々薄日さえも見えるように。有料道路終点の湯殿山仙人沢駐車場に着いたときには晴れ間もあるほんとにウッソーの天気。駐車場に車を置き、湯殿山神社の大鳥居脇から参拝バスで約5分の湯殿山神社本宮へ。

   

参拝バスを降りて細い参道を徒歩で本宮へ向かう。本宮社務所前で素足になり(土足厳禁)、お祓いを受けて、いよいよ湯殿山神社本宮の神域に入ります。

ここから先は、古来「聞くなかれ」「語るなかれ」とされ、見聞したことは口外無用、松尾芭蕉は「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」と詠みました。もちろん写真撮影も禁止。

お天気も回復して、湯殿山神社本宮参拝、ご神体巡拝を無事に終えました。

   

ところで、「やまがたへの旅、山形県公式観光サイト」の湯殿山神社の記述を紹介すると、「湯殿山神社には社殿がなく、ご神体は熱湯の湧き出る茶褐色の巨大な霊巌です。」

出羽三山参拝は、江戸時代に、現世の幸せを祈る山(羽黒山)、死後の安楽と往生を祈る山(月山)、生まれ変わりを祈る山(湯殿山)を巡る「生まれ変わりの旅」として広がったそう。今回縁がなかった月山を早く参拝しなければ。

   

続いて、国指定重要無形民俗文化財の「黒川能」。鶴岡市にある黒川能の里「王祇会館」と隣接する「春日神社」を訪ねた。

   

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黒川能は、鶴岡市黒川地区の春日神社氏子の農民が500年以上にわたって独自に伝承してきた能で、旧正月の2月1日から2日間、春日神社の旧例祭「王祇祭」で奉納される。日本伝統文化振興機構によれば、黒川能の能役者は子供から長老まで約160人、演目数は能540番、狂言50番とのこと。

2月1日朝に春日神社神霊の依り代「王祇様」が会場の当屋(神宿)に迎えられる。「王祇様」は、頭に紙垂(しで)が巻かれた高さ2.5mの3本の杉の鉾で、紐で束ねられている。午後6時から「王祇様」の前で稚児による大地踏みに始まり、式三番、続いて能5番、狂言4番が夜を徹して演じられ、2月2日に「王祇様」が春日神社に還御して社殿で能が奉納される、という。

神へ奉納する能とのことですが、この2日間は各地から大勢の能愛好家が訪れるそう。 

       

そして、その日の宿泊先、銀山温泉へ。

銀山川の清流を挟んだ両岸に大正から昭和初期に建てられた木造多層建物の旅館が並び、浴衣の宿泊客が川べりをそぞろ歩き、夜になるとガス灯が灯るノスタルジックでロマンチックな銀山温泉街の風景を見たことがある人は少なくないでしょう。まさにその銀山温泉、宿泊先は温泉街中ほどの古勢起屋別館。温泉街手前の駐車場に車を停め、駐車場から温泉街入口まで旅館の送迎ワゴン車に乗せてもらい、温泉街を歩いて旅館へ。

  

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館内の装飾や客室のしつらえが大正浪漫風でいい感じ。

お風呂は男女入替制の内湯が2つ、ほっこりのちか湯とぬっくりの金太郎湯。ちか湯はやや大きめの浴槽で、ステンドグラス様のガラスなど浪漫風装飾。金太郎湯は鯉を抱きかかえる金太郎像があるひょうたん型の浴槽で、細くなったところで浴槽が仕切られ両側で湯温が異なる。両内湯とも源泉かけ流しで、源泉は含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉、やや熱め。無色で少し硫黄の香りがある。この宿の宿泊客は、徒歩5分の姉妹館銀山荘の露天風呂を無料で利用できる。

食事はおいしい。飲み物は飲み放題で無料、持ち込みも無料。温泉街の有名な能登屋旅館の二軒隣にある酒屋、八木橋商店は山形県の酒類の品ぞろえが豊富で価格もリーズナブル、地元ワインを買って夕食時に楽しんだ。

(つづく)

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