
2026年09月24日
◆シンポジウム概要(趣旨)
福島原発事故から15年が経過し、報道も著しく減少し、関心は高いとはいえませんが、東京電力の福島原発も再稼働した柏崎・刈羽原発も、首都圏を中心とする関東地方に電気を供給しており、決して他人事にしてはならない問題です。
福島原発事故による被害は多岐にわたり、被害の全貌を把握することは大変難しいものです。中でも、農林畜産業を基本的な生業としていた山村地域では、農地・山林が広範囲に汚染されたことにより、人が戻らず、復興はおろか被害回復(原状回復)さえ十分ではない地域が多く残されています。
この間、様々なエビデンスがつみあがり、多くの観察では、セシウムは土壌と結びついており移動しないことが分かっています。森林を利用するにも公衆が被爆すること、また、従前行われたような表土をはぎ取る方法による除染は、多額の費用がかかり、また、はぎ取った汚染土の処分にも難渋するため、除染を実施しないという判断も理解できないものではありません。
しかし、山村地域における農林畜産業は、里山の恵みの利用と深く結びついているのであって、このままでは、事故被害を受けた山村地域の暮らしは消滅する可能性があります。これは、大きな損失です。
金子信博博士(土壌生態学)は、山林の小さな除染(少しずつ木をチップにして、放射性物質を菌糸(きのこ)に移行させて、分離・管理していく)を提案し、身の丈にあった、小さな農林畜産業の復興を提案されています。
そこで、福島原発事故からの復興の現在と、その課題、とりわけ復興の選択肢・代替案を考える機会として、金子博士による講演及び福島現地からの被害報告を内容とするプレシンポジウムを企画しました。
◆日時・形式
2026年9月30日(水)午後6時~同8時
※Zoomウェビナーにより開催いたします。
◆講師
金子 信博 博士
(横浜国立大学名誉教授・福島大学名誉教授・島根大学客員教授)
◆福島現地からの報告(交渉中)
◆申込み方法等
事前申込制・参加費無料(先着500名)。どなたでもご参加いただけます。
以下のURL又は二次元コードから2026年9月29日(火)までにお申し込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_a6qZiuP9TLGRCPp4y3_cXQ
※お申込みいただくと、当日参加用URLが返送されます。
◆注意事項
シンポジウムの様子は記録のため録音・録画しておりますので、ご了承ください。
参加者による録画(スクリーンショットを含む)・録音などはお控えください。
◆主催
関東弁護士会連合会
◆共催
日本弁護士連合会
◆問い合わせ先
関東弁護士会連合会事務局(柴田) 03-3581-3838