関東弁護士会連合会は、関東甲信越の各県と静岡県にある13の弁護士会によって構成されている連合体です。

法教育法教育

(代表者を選ぶ場面を題材とした教材)の体験と活用法

 学校の文化祭の委員を選ぶという題材をもとに,代表者を選ぶにあたって何をどのように判断するべきかについて考える教材となっています。
 子どもたちは学校生活の色々な場面で代表者を選ぶ作業を行っていますが,これらの作業は,将来の選挙権の行使にもつながる大事な活動です。
 そこで,合理的に候補者を選ぶとすればどのように考えて選ぶのが良いかということを一度確認してもらうことを目的として,この教材はつくられています。
 学校における文化祭の実行委員長を選ぶという場面を設定して,選ぶ役職がどのような仕事をするかを確認し,その仕事をするにあたってはどのような適性が必要か,そういった適性を持つ者は誰かと分析的に検討する方法を提示する内容となっています。
 選挙にあたって「どのように候補者を選べばいいのかわからない」という声が聞かれ,投票率が低くなっている現状で,学校在籍中からこうした考え方を身につけておいてもらうことで,将来の選挙に対する姿勢や意欲についても変わってくることを期待するものともなっています。

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