関東弁護士会連合会は、関東甲信越の各県と静岡県にある13の弁護士会によって構成されている連合体です。

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【シンポジウム】 「再生可能エネルギー利用の拡大と,持続可能な地域社会の実現」のご案内(終了しました)

2014年08月06日

【第57回日弁連人権擁護大会プレシンポジウム】
 「再生可能エネルギー利用の拡大と,持続可能な地域社会の実現」
 
[日 時]2014年9月11日(木)18:00~20:00(17:30開場)
 
[会 場]日比谷コンベンションホール
     東京都千代田区日比谷公園1番4号(日比谷図書文化館大ホール)
 
[参 加]入場無料・事前申込不要
 
[趣 旨]
関東弁護士会連合会では,3.11福島原発事故以来,再生可能エネルギーの飛躍的発展のために必要な法制度の調査・研究をしてきました。
現状のエネルギーは,化石燃料に著しく依存したものとなっており,ここから脱却し持続可能な社会の実現をはかること,特に再生可能エネルギーをより一層拡大し,また,消費エネルギーの削減とエネルギー利用の効率化を図 ることは,我が国全体の課題であると考えます。
日弁連は,本年5月に,オーストリア・ドイツ調査を実施し,同国における森林・林業の現場を調査しました。同国では,木材資源を,製材品,製紙,木質ボードに利用するだけで無く,必然的に発生するおがくずをペレット化等し木質エネルギーとして利用するなど,あますところ無く多段階で活用しています。そして,このことは,森林資源を有効活用するだけでは無く,地域社会の持続可能性に大きく寄与しています。日本は,これらの国々よりもはるかに森林資源に恵まれており,そのポテンシャルは非常に高いといえます。
森林資源をはじめとする再生可能エネルギー資源は地域に分散しているため,どこでも活用できる性質を有しており,過疎化に悩む地域社会にとって,極めて重要な選択肢であると考えられます。
本シンポジウムでは,これらの課題に第一線で取り組んでいる法律実務家を招いて,再生可能エネルギーの現状と必要な制度の実現について,議論したいと思います。
 
[内容]
報告・講演・パネルディスカッション
① オーストリアの森林バイオマス利用調査報告
   品 川 尚 子 弁護士(栃木県弁護士会・日弁連オーストリア調査団)
② 再生可能エネルギーを拡大するための市民出資に関する法的課題
   千 葉 恒 久 弁護士(東京弁護士会・日弁連オーストリア調査団)
③ 地域貢献できる再エネ事業と自治体の役割
   水 上 貴 央 弁護士(第一東京弁護士会・NPO法人再エネ事業を支援する法律実務の会)
④ パネルディスカッション
 
[主催]関東弁護士会連合会
 
[共催]日本弁護士連合会
 
[お問い合わせ]関東弁護士会連合会 TEL 03-3581-3838
※チラシは以下のPDFとなります。
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