2017年02月27日
【日時】 2017年3月10日(金)17:30~20:00(17:00開場)
【会場】 日比谷コンベンションホール(日比谷図書文化館大ホール)
東京都千代田区日比谷公園1番4号 日比谷図書文化館地下1階
【趣旨】
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターが行った調査では,2011年の1年間で,ヒートショックに関連した「入浴中急死」は全国で約17,000人と推計されています。この死亡者数は,交通事故による死亡者数の3倍をはるかに超えています。ヒートショック死を防ぎ健康に生きるためには,住宅の暖房(住宅内における温度差の解消)が重要ですが,いくら暖房しても建物が断熱されていなければ,単にエネルギーの無駄遣いになるだけです。そこで「断熱」が重要となりますが,住宅をはじめとした日本の建築物の多くは,他の先進諸国に比べて断熱構造が不十分と言わざるを得ません。断熱性能の向上,そのための施策は正に,人の生命健康という人権問題と言っても過言ではありません。
そこで,このシンポジウムでは,省エネと健康に生きることのできる快適な家づくりを実現するためにはどうすべきか,間もなく施行される住宅省エネ基準の義務化を含む住宅省エネ法制度の現状を分析しつつ,さらに必要な法制度を考えます。
皆様のご参加をお待ちしております。
【プログラム】
1 基調報告 「建築物省エネ法の現状とこれから」
2 講演
① 「住宅における健康・快適性と省エネルギー」
講演者 田 辺 新 一 氏(早稲田大学創造理工学部建築学科・教授)
② 「住宅における省エネ~日独の違いとその理由」
講演者 千 葉 恒 久 弁護士(関弁連環境保全委員会委員)
【参加】 入場無料・事前申込不要
【主催】 関東弁護士会連合会・環境保全委員会
【問合せ先】 関東弁護士会連合会 03-3581-3838