関東弁護士会連合会は、関東甲信越の各県と静岡県にある13の弁護士会によって構成されている連合体です。

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【報告】「第6回こども憲法川柳」の表彰式を行いました

2023年03月16日

関東弁護士会連合会 常務理事    

弁護士 中村新造(第二東京弁護士会)

関東弁護士会連合会(関弁連)では、憲法改正問題に取り組む全国アクションプログラムとして「こども憲法川柳」を実施しています。関弁連が所管する11都県(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、静岡、山梨、長野、新潟)の主に小学5年生から高校3年生を対象に「日本国憲法」を題材とする川柳を募集しており、2022年度で第6回を迎えました。

2022年度も、800句以上の応募作が寄せられ、その中から厳正な審査を経て、最優秀賞1名、優秀賞5名、佳作10名が選ばれました。栄えある最優秀賞を受賞したのは、国立市立国立第三小学校6年生の山本龍明さんです。

2023年3月7日の午前8:35より、国立市立国立第三小学校の全校朝礼の席で、山本さんの表彰式が行われました。当日は、関弁連から福島正義副理事長(第二東京)、奥国範常務理事(東京)、中村新造常務理事(第二東京)が出席し、全校生徒の前で山本さんに表彰状と記念品の授与が行われました。なお、国立市立国立第三小学校の生徒さんからは約50句の応募作品が寄せられており、すべての応募者に副校長の先生を通じて記念品が授与されました。

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その後、山本さんから、全校生徒の前で、最近話題になっている将棋を使って憲法や平和についてよい川柳ができないか工夫したという話がありました。山本さんの作品は、"将棋という最新の話題"と"憲法という難しい問題"を上手につなげた点が評価されたものですが、普段から平和について話し合っているという背景があるようです。

全校朝礼の後、5年生、6年生の生徒さんが合唱を披露してくれました。今年度の6年生全員で作詞した「BELIEVE MYSELF」という歌です。この歌の歌詞には「平和の道を歩いていこう 世界を笑顔でいっぱいに」というフレーズがあります。普段から、教室で平和について真剣に話し合っている様子が垣間見られました。

最後に、最優秀賞に選ばれた山本さんの作品を紹介いたします。他の受賞作品についても関弁連のホームページにアップしておりますので、ぜひ御覧ください。そして、2023年度は、より多くの応募作が集まることを期待します。

【最優秀賞】 「核とって 平和へ王手の 最善手」

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