関東弁護士会連合会は、関東甲信越の各県と静岡県にある13の弁護士会によって構成されている連合体です。

関東弁護士会連合会ブログ「調子に乗って勘弁れん」関東弁護士会連合会ブログ「調子に乗って勘弁れん」

りじちょーの勘弁してね日記(その4)

理事長 若林 茂雄(第一東京弁護士会)

    

2022年7月5日、長野県弁護士会の担当で関弁連災害対策本部事務局会議と地区別懇談会が長野市で開催された。

地区別懇談会には日弁連執行部の参加を得て、関弁連所属弁護士会から提起された問題点について、突っ込んだ意見交換をすることができた。

その終了後、またまた長野県弁護士会の中村会長ほかの皆さんのご配慮で、懇親もめちゃんこ深めさせていただくことができ、心から御礼申し上げます。

 

翌7月5日、JR長野駅近くの宿をチェックアウトして、副理事長と2人、長野市松代町にある源泉かけ流し温泉、「大室温泉まきばの湯」を訪問した。

 

長野駅前でタクシーに乗り、一路大室温泉へ。

行く先を告げると運転手さんは、「ああ山の上の温泉ね。」と直ちに応じ、すぐに場所が分かったと思ったところが、続けて「大分前に行ったきりだから道がわからないかも・・・」と心配になるような言葉。

それでも走行約20分、犀川、千曲川を渡り、道路脇の大室温泉案内表示を過ぎたあたりから傾斜の強い坂道を登って、迷うことなく平屋建ての大室温泉玄関前に到着。

運転手さんの最初の言葉どおり山の上の温泉。

 

IMG_0156.JPG 

玄関上に「大室温泉まきばの湯」の立派な木彫り看板、玄関左右に布袋様と大黒様の大きな木像がある歴史を感じさせる雰囲気。

玄関を入って左側の受付で入浴料大人1人550円を払って入場。

受付の先に地場産の農産物を並べて販売している直売所がある。朝採りキャベツ、ニンニクなどがあり安い。

直売所先、左側の男湯脱衣所へ。荷物をロッカーに入れ、タオルを持っていざ浴室へ。

(内風呂と露天風呂は、訪問時男湯になっていた「木の湯」と直売所先右側の「岩の湯」の2つがあり、それぞれにサウナがある。1週間毎に男湯・女湯を入れ替えるとのこと。)

 

木の湯の内風呂は、温泉がかけ流されている浴槽と洗い場で、木の窓枠など建物が長く使用されていることがわかりよい感じ。

浴室から外の露天風呂に出ることができ、露天風呂も温泉がかけ流されている。

温泉は、ほぼ無色透明、ほんのり硫黄の香りがして、すこしぬるぬる感があり、ちょうどよい湯加減。じわじわ温まり落ち着きますね。肌がしっとり、すべすべする「美人の湯」でもあるそうです。

高台の露天風呂からの眺めは最高。長野盆地善光寺平を見下ろし、遠方に北アルプスの山々を望むことができます。いや絶景かな、絶景かな!!!

  

ところで、この大室温泉、約20年前に造園業者が作業していたところに湯気がたち温泉が湧いたという「奇跡」の温泉だそう。

源泉は、カルシウム、ナトリウム-塩化物温泉で、pH7.96の弱アルカリ性、源泉温度40.4℃、湧出量380ℓ/分以上。

源泉をそのまま浴槽に入れ、加温・加水なし、浴槽内のお湯の循環や薬剤投入なしという完全源泉かけ流し。

内風呂・露天風呂とも、夜に浴槽内のお湯を全部抜いて掃除し、翌朝新しい源泉で浴槽を満たしているとのこと。

これでなければいけませんが、源泉の湧出量が十分にないとやりたくてもできません。

 

温泉と眺望を十分に楽しんで湯からあがり、受付脇を通って奥の食事処へ。

食事処は、およそ40帖~50帖の広さの畳敷き大広間で、部屋のところどころに数人で囲める大きさのお膳が置かれ、部屋の隅に座布団や畳んだ敷布団が重ねられています。

食事処の隣には食堂があり、そこで注文して食事処で飲食することもできますが、食事処は飲食物の持込自由です。

副理事長と私が食事処に行った時には、先客3組がお膳の周りに座布団を敷いて持参したお弁当などを食べながら話の花を咲かせていました。

我々が食堂で頼んだビールとたこ焼で湯上りを楽しんでいるうちに、先客の1組がお膳上の飲食物に覆いを掛けて食事処から外へ出て行ってしまいました。

そのうちに、後から来たお父さんのグループが我々の隣のお膳の周りに座布団と敷布団を並べて、持参した缶ビールを飲んだり、敷布団の上で横になったりし始め、いろいろ話を聞くことができました。

大室温泉は入浴料だけで1日中いることができ、持込料もないので飲食物持参で友人と一緒に午前中から来て、風呂に入ったり、食事したり、話をしたりして過ごすそうです。

いなくなった先客一行は風呂に行ったのだろうとのこと(暫くして全員が湯上りの顔で戻ってきて食事会の続きが始まりました。)。

直売所の野菜は近在の農家が採り立てを持ち込むので安くて品物がよい、とくに11月ころから直売所に並ぶ松代特産の長芋がお勧めで、とてもおいしく是非食べたほうがよいとのこと。う~む、晩秋に再来するか。

 

というわけで、時間がゆっくり流れるとてもうらやましい源泉かけ流し温泉と寛ぎ場所の両方を備えた、得難い「大室温泉まきばの湯」でした。

 

最後に、この「大室温泉まきばの湯」を知ったいきさつについて。

長野県弁護士会松本在住会所属の安藤雅樹弁護士が2014年1月にしなのき書房から出版した著書「信州日帰りでゆく温泉」が情報源で、この本で「大室温泉まきばの湯」を見つけました。

関弁連事務局からこの本を教えてもらいましたが、現在一般書店にはあまり置いていないようなので、まず副理事長が、次いで私がそれぞれAmazon経由で買いました。

信州の源泉かけ流し日帰り温泉が多数紹介されていて(中には宿泊可能なところもあります)、とても参考になります。

(安藤先生、機会があったら購入本にサインしてください。)

 

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