関東弁護士会連合会は、関東甲信越の各県と静岡県にある13の弁護士会によって構成されている連合体です。

法教育法教育

平成30年度(平成30年8月19日,8月22日)

 法教育セミナーは,法教育に取り組む教員や弁護士等の「法教育の担い手」育成のための研修です。
 平成30年度には,8月19日に東京都の委員所属事務所にて,8月22日に千葉県弁護士会館にて,それぞれ開催し,参加された教員は合計15名(+学生3名)でした。

 8月19日開催のセミナーでは,参加者に法教育の授業を実体験していただくための2つのプログラムを実施しました。
 プログラムのひとつは,「(黙秘権,不利益供述の強要等を扱う授業)の体験と活用法」(教材の詳細は「黙秘権,不利益供述の強要等を扱う授業」をご覧ください。)。
 教員からは,大変興味深い内容で是非授業に取り入れたいといった声が聞かれました。
 もうひとつのプログラムは,「(ルールの作成,評価等を題材とした教材)の体験と活用法」(教材の詳細は「ルールの作成,評価等を題材とした教材」をご覧ください。)。
 教員からはこのテーマの重要性について理解を得られた一方で,授業の構成と進め方を工夫しないと授業の狙い・獲得目標が曖昧になり,何をしたい授業なのか分からなくなってしまうという率直な声もあがりました。

 8月22日開催のセミナーでは,「刑事裁判傍聴と,裁判傍聴を踏まえた刑事手続に関する授業の活用法」が実施されました(詳細は「刑事裁判傍聴と,裁判傍聴を踏まえた刑事手続に関する授業の活用法」をご覧ください。)。
 教員からは,学校だけで傍聴したり,模擬裁判を実施したりする場合と比べて,刑事裁判手続の理解が格段に深まったという意見が聞かれ,刑事裁判傍聴及び解説が教員のニーズに合ったものであることを確認することができました。

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